友達が習い事を始めたというのを聞いて、習い事に興味を持つ人も多いものです。でも、年度の途中からなり事を始めるならいつがいいのでしょうか?
そこで、おすすめの時期と注意点をご紹介したいと思います。
習い事を始めるのにおすすめの時期
思い立ったが吉日ということわざがありますが、学校の授業が最優先になるので、時期を見極める必要があります。では、具体的にいつ始めるのがおすすめなのでしょうか。
新学期(1年生は除く)
4月は新学期がスタートする時期なので、2年生以上なら進級を機に習い事を始めるのがおすすめです。
4月に習い事をスタートさせるとなると、3月もしくは2月くらいから習い事選びをする必要があります。いつ習い事をするのか具体的な日程を決めて逆算して習い事を探すようにしましょう。
ゴールデンウィーク明け(5月中旬)
習い事に興味を持つのは、友達の影響やテレビなど、いつそのきっかけが来るかは分かりません。
新年度の4月にスタートするのがベストですが、4月はクラス替えがある場合、新しい友達を作る時期でもあり、新しい先生と信頼関係を作る時期でもあります。
そんな学校生活に慣れて少し余裕が出てくるのがゴールデンウィーク明けなので、5月中旬もしくは6月を目安に探すことも選択氏のひとつとして考えておきましょう。
夏休み前(7月中旬から後半)
クラス替えや、下級生のお世話など1学期は学年に応じて役割も変わってきます。あっという間に1学期が過ぎていき、気づくともうすぐ夏休みということも。学校生活が落ち着いてきたら、夏休みに集中して習い事ができるように、夏休み前に習い事をスタートさせましょう。
習い事の中で自由研究のヒントが得られるかもしれません。
新学期がスタートする9月
4月と同様9月も新学期がスタートする時期なので、新しいことを始めるのには適しています。夏休み期間中に習い事の見学や体験をできる時間があるので、焦らず9月からスタートする人も増えています。
4月の1学期、9月の2学期と続くと、3学期の1月をイメージするかもしれませんが、1月は年末年始を挟むので慌ただしくなります。保護者が習い事のリサーチや体験、そして手続きをする時間が取れません。
そのため、1月は習い事を始めるのには適していないので、年末年始はゆっくり家族で過ごす時期にしましょう。
3月
最後は意外と思うかもしれませんが、年度末の3月です。年度末は忙しいイメージがありますが、実は進級した後学校生活を最優先にできるのでおすすめの時期になります。
学校の生活パターンを考慮した上でずらして習い事をするのに適しています。3月にスタートして習い事に慣れれば、進級した新しいクラスでも学校を最優先にすることができるためです。
月の途中入会制度の確認を
年度途中で習い事を始めるなら、4月、5月中旬、6月、7月中旬から後半、9月、そして3月がおすすめですが、月の途中で入会可能な制度があるものもたくさんあります。
月謝は入った日から計算する日割り計算と、月の途中の15日からなら半額になるというものもあるので、入る月の目安を決めたら、途中入会制度も頭に入れてリサーチしていきましょう。
習い事を始める時に注意したいポイント
具体的な目安の月が分かりましたが、習い事を始めるには注意して欲しいポイントがいくつかあります。大切なことなのでひとつずつチェックしていきましょう。
学校生活が落ち着いてから
習い事をする際に忘れてはいけないのが、学校の授業に支障をきたさないという点です。子供は登校から下校するまで、全力で1日を過ごすので体力を使います。
4月は新年度がスタートし、新しい友達に新しい先生と、環境に慣れようと必死に頑張る時期です。
学校では全校朝会や委員会、クラブ活動にさまざまな活動が随時行われるので、学校生活が落ち着いて余裕が出てきてから習い事をするようにしましょう。
大きな行事の前後はずらす
親も楽しみにしている行事のひとつに、運動会や学校公開などがあります。子供は行事に向けて一生懸命練習を重ねるので、帰ってきたらエンジンが切れてしまうことも少なくありません。
遠足にプール、学習発表会に音楽会など、大きな行事の前後は、練習に専念できるように習い事を始めるのは避けた方がベストです。
友達がはじめても家は家
習い事を意識する理由のひとつに、友達の影響もあります。友達が始めたと聞くと「(僕も・私も)やりたい!」という気持ちになるものです。
でも、ここで注意したいのが、友達の状況は参考程度に聞いて、スタートする時期は家庭で相談して決めるということです。
習い事を始める時期は、その習い事を継続してできるのかどうか見極める必要があります。家は家と割り切って、ベストな時期を探していきましょう。
親子で相談して決める
習い事は、子供がやりたいものと親がやらせたいものとでは相違があります。そして、子供がやりたいと思う時期と、親がやらせたいと思う時期にも違いが出てくるものです。
そこで、親子で十分に相談して決めるようにしましょう。
親が一方的に決めてしまうと、行きたくないという気持ちも芽生えてしまいますし、やりたくないものをやらせても良い結果は生まれません。家族で相談して決めることを意識しましょう。
子供の状況を見て適切に判断を
子供はひとりひとり個性が違い、学年によっても学校での過ごし方も変わってきます。
上記でご紹介したおすすめの時期はあくまで目安なので、参考にしつつ子供の状況を見て判断することが重要です。
習い事を始めるまでに準備すること
習い事を始める時期を決めたら、次はどんな習い事がいいのか、選ぶ段階に入ります。具体的にどんなことに注意したらいいのでしょうか。
逆算してスケジュールを立てる
習い事は、「コレをやってみたい!」と思っても、見学もしくは体験してみないと、子供に合っているかどうか分かりません。
やりたくても定員がいっぱいなら入会できないケースもあります。そこで、いつからスタートさせるのか具体的な目安を決めたら、逆算してスケジュールを立てます。
見学に行く場合も、双方の予定が合わないと実現できないので、余裕を持って1ヵ月~2ヶ月程度は準備期間として考えておく必要があります。
やってみたい習い事をピックカップ
習い事と一言にいっても、運動系に学習系、音楽系に文化系など多種多様です。どんな習い事をやってみたいのか、やってみたいことをピックアップしてリスト化してみましょう。
子供は、自分のやりたいもの主張してきますが子供に合うものを見極めるのも大事なポイントです。
自宅からの距離で教室を絞り込む
サッカーもやってみたいし、水泳やテニスも捨てがたいと思う子もいるかもしれません。習い事を選ぶ基準のひとつに、自宅からの距離も大事な要素です。一人で通える所なのか、それとも親の送迎が必要なのかでも選び方が変わってくるためです。
はじめて習い事に挑戦するなら、自宅から通える範囲の教室を絞り込み、比較検討してみましょう。
見学または体験に参加する
最後は見学または体験をして、習い事が子供に合っているかどうかチェックします。習い事で教えてもらえる内容や、通ってくる子供たちの雰囲気、先生との相性や環境面も大事なポイントです。
通うことも想定して、ルートの確認やかかる時間なども測っておき総合的に判断します。
家族で最終決定
実際に見てきたら、家族で話し合って最終決定をします。
- 習い事は子供に合っているのかどうか
- 環境は問題ないか
- 指導内容は適切か
- 通う手段の確認
- その他、習い事をする上での目標
これらを相談し、家族で確認したら習い事のスタートです。習い事を通して、子供のやる気や可能性が開花するよう、見守っていきます。
まとめ
習い事は子供を成長させるツールになります。しかし、始める時期を間違えると学校との両立ができません。ひとつひとつチェックしながら、やって良かったと思える習い事を見つけて子供を成長させてあげましょう。
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