子供の習い事、辞め時に迷ったら、意識して欲しいサインと解決策

習い事に通うようになると子供の成長を見ることができて嬉しいものです。しかし、慣れてくると習い事に行きたがらないというケースに直面したら、続けさせるべきなのか?それとも辞める方向で話を進めるのか迷うものですよね。

そこで、子供の習い事の辞め時について、子供から発信されるサインや、解決策についてご紹介したいと思います。

子供が習い事を辞めたいと思っているサイン

子供が習い事を辞めたいと思っているサイン

経済的な問題や、送迎の負担という保護者側が考えるものの他に、子供が習い事を辞めたいと思っている場合、無意識にサインとして表れます。どんなものがサインとして表れてくるのでしょうか。ひとつずつ見ていきましょう。

習い事に行きたがらなくなった

習い事は毎週、何曜日の何時からと曜日と時間が決まっています。

最初は楽しそうに通っていたけれど、帰ってくるのがギリギリになることや、帰ってきてもすぐに習い事に行く準備をしない場合などは、辞めたいモードになっているかもしれません。

無理に習い事を続けていても、無意味になってしまうので、思い切って習い事についてどう考えているのか聞いてみましょう。

他にやりたいことができた

今やっている習い事の他に「〇〇君がやっているからやってみたい」と別の習い事をやりたいという意思表示も今の習い事から他に興味が移行しているサインです。

できれば同じものを長く続けて欲しいと思うものですが、友達経由で興味を持つというのも、きっかけのひとつなので、共感しつつなぜやりたいと思ったのか理由を聞いてみましょう。

友達との遊びを優先するようになった

習い事は曜日と時間が決まっているので、その時間帯には別の用事を入れることができません。そして、習い事の日に限って、友達と遊ぶ約束が盛り上がってしまうのも致し方ないものです。

習い事は学校では学べないことを吸収する大事な機会ですが、友達との関係も成長する上で身に付けていかなければいけないスキルのひとつ。

「習い事を休んで友達と遊びたい」という要求が出てきた時も辞め時かもしれません。

この他にも、子供はいろいろなサインやメッセージを発信してきますが、大事なのは否定せず受け入れてあげること。理由を聞いた上で今後どのようにしていくのがベストなのか親子で話し合うことです。

習い事を続けるかどうかの判断材料

習い事を続けるかどうかの判断材料

子供から直接「習い事を辞めたい」と言われるケースや、なんらかのサインが見受けられたら、いやいや続けていても意味がないので、辞めるかどうか判断する必要があります。

続けるべきか、それとも辞めるべきか悩んだら以下の4つのポイントチェックしてみましょう。

  1. 意欲的に取り組んでいるか
  2. 習い事を楽しみにしているか
  3. 子供の成長につながっているかどうか
  4. 習い事の先生に様子を聞いてみる

意欲的に取り組んでいるか

習い事をはじめた当初は「面白い」「楽しそう」という意欲を持ってスタートします。そのモチベーションが続けば心身の成長につながりますが、やる気がなく無理に通っているなら思い切って辞めることを前提に家族で話し合う機会を持ちましょう。

  • 習い事がある日だと分かっていても、ギリギリに帰ってきていないか。
  • 習い事に行く時の表情はイキイキしているか。
  • 帰ってきてから習い事の様子を楽しそうに話せているか。
子供の様子を改めてチェックしてみると、今まで気づけなかった部分に気づくことができます。

習い事を楽しみにしているか

子供の興味や関心は成長と共に変わってくるものです。最初は喜んで習い事に参加していても、友達同士の話やテレビの影響からやりたいものが変わってくることも少なくありません。

今やっている習い事が嫌いになった訳ではなく、別にやりたいことが出てきた証拠なので安心してください。

習い事を楽しみにしているかどうかは、習い事の当日の様子でも確認できます。

ママ
ママ

今日は習い事だから〇時までに帰ってきてね

と時間の確認をした時

しょう君
しょう君

分かった!

しょう君
しょう君

そっか。今日は習い事の日か・・・

という言葉でも、楽しみにしているかどうかが分かります。それとなく聞いてみて、定期的に確認するようにしましょう。

子供の成長につながっているかどうか

習字なら字の上達、そろばんなら進級など、習い事をすることによって得られる成果はそれぞれ違います。

でも、習い事に対しての意欲が低下している場合、成長につながるような結果に結びつかず、子供自身も負のスパイラルに陥って辛い状態です。

  • がんばっているけど上達しない。
  • 褒めてもらえない。
  • 友達ともっと遊びたい。
  • 辞めたいけど言えない。

これらの子供の心の声に耳を傾けてみましょう。

習い事の先生に様子を聞いてみる

最後は、習い事の先生に、最近の様子を聞いてみるという方法です。子供が考えていることと、親が見た子供の様子は違うように、習い事の先生から見る子供の様子も違うはずです。

「辞められると売り上げが減ってしまうから、あまりネガティブなことは言わないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、習い事をしている様子を聞いて、今の子供に合っているかどうかを判断するのは保護者です。

「すごく真剣に取り組んでいますよ」と言ってもらえるとホッとしますが「集中できない時間が多くなってきました」「時計ばかり気にしてあまり楽しんで取り組めていないようです」

という様子を聞くだけでも、習い事での様子が分かります。あくまでも判断するひとつの材料として習い事での様子を聞いてみましょう。

習い事を辞める時期

習い事を辞める時期

子供からのメッセージや、やりたいことが別にある場合は次のステージに進む時期と割り切って辞めるステップに移行しましょう。

ここで気になるのが、どの時期に辞めたらいいのかというタイミングについてです。目安となるのは以下の3つになります。

  1. 学期が終わる時・変わる時
  2. 進級時
  3. 進学時

学期が終わる時・変わる時

住んでいる自治体によって、2学期制と3学期制に分かれますが、1学期が終わる夏前や、2学期が終わる年末、そして年度の締めくくりの3月末など節目までは続けるのがおすすめです。

これは、途中で投げださないことや、次のステップに進む意識づけにもつながるためです。

1学期が終わったら習い事を辞めようと家族で話し合うと、親はもちろん子供もそれまではがんばろうという気持ちになるので、終わる時期も慎重に見極める必要があります。

進級時

学期が終わるのは1年に2回もしくは3回あり、それだけ辞めるチャンスもあるということになります。でも、年度途中ではなく1年は続けて欲しいと思うなら、学年が上がる3月末に辞めることを意識してみましょう。

進級時にはクラス替えや生活環境が大きく変わるので、新しいことをはじめるチャンスにもつながります。

進学時

最後は進級ではなく進学するタイミングについてです。

小学校・中学校・高等学校という新しい環境へ移行する時期に、今まで続けていた習い事をリセットするという方法もあります。

部活で忙しくなる他、通えなくなるなど物理的な問題で辞めざるを得ない人も多いため、進学は習い事を辞めやすい時期になります。

習い事を辞めるかどうか迷った時は?

習い事を辞めるかどうか迷った時は?

習い事を辞めるかどうか判断するポイントを見ても、「将来のためになるからもう少し様子を見たい」と辞める一歩を踏み出せないということもあるかもしれません。

そんな時には、無理に辞めさせず違う方法を模索してみましょう。具体的な方法は以下の2つです

  1. 休会して少し休んでみる
  2. 習い事のゴールを家族で話し合ってみる

ひとつずつ確認していきましょう。

休会して少し休んでみる

習い事は続けていくとどうしても慣れが出てしまうものです。そんな慣れからつまらなさや、他への興味や関心が移ってしまうことも十分考えられます。

いろいろ考えたけど、辞めさせるべきかどうか迷ったら、習い事に休会制度があるかどうかチェックして、ある場合、一定期間お休みをしてみましょう。

習い事によっては休会制度がないケースもありますが、ほとんどが月単位の月謝制なので、1ヶ月、場合によっては2ヶ月の休会が可能な場合もあります。

習い事を休会するメリットは、離れてみると改めて習い事の良い部分や改善点が見えてきます。休んでみて復活してもいいですし、休んだことで辞めて違う習い事へ移行する方法もあります。

休会の場合、月謝もかからないので、迷っているなら休んで様子を見てみましょう。

習い事のゴールを家族で話し合ってみる

習い事がつまらなくなってしまう理由のひとつに、達成感が得られないということも考えられます。習字なら字が上達し級が上がっていくのに対して、評価や成果が見えにくい習い事はモチベーションが下がってしまうものです。

そこで、習い事で達成したいと思うゴールを家族で話し合ってみましょう。

単純に上達を目指すだけではなく、学校以外の友達を作るという目標や、放課後を使って普段できない活動をするなど、家族で自由に考えてみます。

この習い事をはじめたきっかけはなんだったのか?最初を思い出し、習い事を通してどのように成長していってほしいのか再確認してみましょう。

辞めた後のことも考えてみる

習い事を続けるべきかそれとも辞めるべきか迷っていると、辞めた後のことが抜け落ちてしまうものです。そこで、習い事を辞めた後の時間の過ごし方についても考えてみましょう。

習い事は、曜日と時間が固定の場所がほとんどなので、その時間が空いてしまったらその時間をどうやって過ごしますか?

友達と遊ぶ時間に充てるのもいいですし、他の習い事にチャレンジするという方法もあります。自宅でゆっくり自由な時間を過ごすのもいいですね。

辞めるのは簡単ですが、辞めた後のことも視野に入れて、総合的に判断するようにしましょう。

まとめ

習い事は必ずいつか辞める時がやってきます。しかし、辞めることは決して悪いことではありません。むしろ、興味や関心が広がり成長している証です。

月謝を払って通わせているので、それなりの成果を期待しまうかもしれませんが、子供からのサインが出るようになったら、辞めることも視野に入れて総合的に判断するようにしてみてください。

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