小学生にスマホを持たせる時に知っておきたい18のルールと守れなかった時の対処法

小学校に入学すると、防犯面からスマホを持たせる家庭もあります。友達がスマホを持ち始めるとそろそろ家もと考える人も多いのではないでしょうか。

ここでは、スマホを持たせる時考えて欲しい具体的な18のルールと約束を守れなかった場合の対処法についてご紹介したいと思います。

具体的に取り入れたいスマホのルール

具体的に取り入れたいスマホのルールこれを読んでいる保護者の皆さんは、はじめてスマホを手に取ったのは大人になってからなので、どんなことを小学生に伝えるべきなのか想像しにくいのではないでしょうか。

子供にスマホを持たせる場合、事前にリスクを踏まえた上で具体的なルールを明確にしなければいけません。ここからは、スマホを使う時の具体的なルールを細かくご紹介していきたいと思います。

親から貸してもらっていることを理解させる

まず、スマホは自分のものではなく、親から借りているということを理解させます。借りているものは自分のものではないので大事に使わなければいけませんし、借りている人の指示に従わなければいけないためです。

自分のものではあるけれど、親が料金を払っていること。そして親から借りているものであることを理解させます。その時にスマホは本体の端末代がかかること。そして月々通話料金がかかることも一緒に伝え、無料ではないことを最初に話しておきましょう。

スマホのルールは大きく分けて3つあります。それは、使う時間と場所、そして使い方についてです。それぞれの項目で具体的なルール例を記載しています。

そして最後にこれらの項目をまとめ、印刷して使えるようにリスト化しているので合わせて参考にしてみてください。それではひとつずつチェックしていきましょう。

スマホを使う時間について

まずはスマホを使っても良い時間についてです。スマホは学校に持って行ってはいけないものなので、平日何時から何時まで使っていいのか、そして何時以降は使ってはいけないのか。平日と学校が休みの日に分けて決めます。

一日の流れを考えた上で、確実に守れる時間を設定しましょう。

スマホを使う場所について

使う時間を決めたら、次は使う場所についても決めていきます。これは子供部屋で操作していると親の目が届かないためです。

親の目の届くところで操作するのがベストですが、子供には分かりづらいので最初のうちはリビングなど、使える場所を特定しておくことをおすすめします。

勉強中は触らない

仮にリビングで使うと決めた場合でも、スマホが近くにあると勉強の邪魔になってしまいます。そうならないよう、宿題や勉強をしている時はスマホを触らないなど、細かいことも最初にルール化しておきます。

食事中は使わない

リビングは家族が集まる場所ですが、食事中の操作も控えさせなければいけません。

最初に使える場所として決めた場所でも、このように細かなルールが必要になってくるので、最後のリストも参考に、食事中は触らないことを徹底させましょう。

その際、保護者を特例にすると約束に対する意識も低くなってしまうので、家族全員が食事を共にし、スマホを触らずコミュニケーションを取るということを意識するようにしましょう。

スマホの使い方について

スマホを使う時間と場所について確認したら、次は軸となるスマホの使い方についてです。子供を犯罪から守るためにも必要不可欠になってくるのでひとつずつ確認していきましょう。

SNSを使いたい時にはその都度相談する

子供がスマホを欲しがる理由のひとつのひとつにSNSがあります。SNSは友達とコミュニケーションを取ることができますが、犯罪被害も多数報告されているため注意が必要です。

そこで、はじめに使うSNSを決め、その後使いたいものがあった場合にはその都度相談する形を取ります。

面識のない人と連絡先の交換をしない

スマホでSNSを使うようになると、簡単に交流ができるので塾や習い事で知り合った子とも連絡先の交換が可能になります。

しかし、やみくもに連絡先を交換していると、犯罪に巻き込まれる可能性もあるので、連絡先を交換する人を制限する必要があります。

何度か話をして仲良くなった子以外、面識のない人はもちろん、連絡先を聞かれて嫌だと思った時には断る勇気を持つことを伝えます。現実社会以外に、SNSを通して知り合った顔の見えない人との連絡先の交換はしないようしましょう。

個人が特定できるような内容を投稿しない

SNSでは個人が特定できるような、名前や住所の他、顔写真や家の周辺などの情報も投稿しないようにルール化します。

これは、やってみたいSNSが増えてきた時にも最初から意識していれば安全に利用できるためです。

友達が写っている画像は投稿しない

自分の情報は自分で守るのはもちろんですが、友達の情報も同じです。

友達と楽しかった思い出を共有したい気持ちも芽生えるかもしれませんが、友達の情報も安易に載せてはいけないことを伝えます。

SNSで友達の悪口を書かない

スマホは操作やルールに慣れてきたその先のことも考える必要があります。その中でも特に大事なのが、慣れからくるトラブルです。

SNSは直接会わずやりとりできるので、秘密の空間で話をすることができます。特定の友達と話している中で、友達の悪口に発展することも少なくありません。

現実世界で言わないことは、顔を合わせないSNSでも同じことを理解させましょう。

アプリをインストールする時は親に相談する

スマホの操作に慣れてくると、いろんなアプリも試したいと思うものです。友達が使っているものや、自分で見てやってみたいと思ったものは、勝手にダウンロードせず親に相談する習慣をつけさせましょう。

その際、親が見て安全かどうかチェックします。この手間をかけることで、勝手な判断をしない。そしてスマホを貸してもらっているということを意識づけさせます。

アプリの課金はしない

親が事前にチェックしたアプリの中にも、操作してはじめて課金が求められることが分かるものもあります。

特にゲームは集中すると楽しくなってしまうので、事前に課金がないものをチョイスするのがベストですが、見落としてしまう場合に備えて、課金はしないことを約束として定めておきましょう。

その際、課金と言っても子供には分かりづらいので、課金の意味や、どのような場面で課金が用いられるか。ゲームや学習アプリなどを例に取り説明してあげましょう。

外で動画を見ない

スマホでは勉強の資料となる動画も数多く見ることができます。勉強以外でも興味があるものは、動く絵本として見せたいものですよね。

でも、動画を再生するには通信量がかかるので、自宅のWiFiに接続しないで見た場合、通信料が膨大にかかり、月末には制限がかかってしまうこともあります。

そのため、動画を見る時には自宅のWiFiに接続すること。そして外出先で動画は見ないことを約束しておきましょう。

定期的に履歴を親に見せる

子供がスマホを使う具体的な場面には、SNSや動画の視聴、ゲームにインターネットの検索などが考えられます。

ルールを守れているかどうかは、親の見える場所での操作や、会話を通して把握することができます。しかし、付きっ切りで管理することはできないため、完璧に守れているかどうかをチェックすることはできません。

そこで定期的にスマホの使用状況をチェックすべく、週に1回もしくは、月に1度程度スマホが安全に使えているかどうか確認する日を設定しましょう。

浸かっている状態を見せなければいけない日が決まっていれば、ルールを守った使い方を意識するようになるためです。

ロック・パスワードを変更しない

スマホは、携帯できるパソコンとして、さまざまなことを体験することができます。個人情報が含まれているので、使用する時にパスワードをかける人も多いですが、親が設定した初期のパスワードを変えてしまうと、スマホの中を見ることはできません。

パスワードは保護者が考え設定し、画面のロックやパスワードは変えないことを約束として盛り込みましょう。

ながらスマホをしない

自宅以外で使う時、気をつけなければいけないのが、ながらスマホです。

「歩きながらスマホを触る」という行為や「自転車に乗りながらスマホを見る」などの行為は、危険を伴い他人に迷惑をかけてしまいます。ながらスマホは危険であり迷惑行為になることを伝え、自宅以外での使い方もルールとして守らせましょう。

怪しいURLはクリックしない

スマホを使わせる際、使う機能を最初に確認しますが、詐欺や犯罪の手口は巧妙化しています。友達とやりとりしているSNSでも、URLが送られてくるとクリックしたくなってしまいます。

いろんな犯罪があることを伝え、不審に思ったものはクリックせず親に相談するように確認しておきましょう。

判断に迷うことは親に相談する

スマホの使い方をルール化して約束しても、「どうしたらいいんだろう」と迷う場面は出てきます。

そんな時には自分で判断せず親に相談すること。親子で一緒に考えていくことを確認します。いつでも相談できる相手がいるという安心感を伝えることも重要なポイントです。

使いながら学んでいくこと

スマホは使える機能がたくさんあるため、ルールを作りそれを守らせるのが大変です。でも使いこなせるようになれば、勉強の補助教材になりますし、今後ますますITは進化していくので、小さいうちから触れているというのは、いろいろな体験を学ぶことができます。

ここからは、スマホを使う上で最低限のルールとは別に、子供が使いながら学んでいくことについてご紹介したいと思います。

公共の場所での使い方

スマホは自宅以外で使う場面もあります。公園や図書館、電車に乗って習い事に行くケースも考えられます。

そんな公共の場での使い方で注意したいのが、電車の中での通話や、映画館では電源を切るもしくは機内モードにして音が出ないようにするという他者へのマナーです。

これらは、使っていくうちに子供自身が学んでいくことなので、親子で出かけた時にスマホの使い方などについて話してあげましょう。

持っていない友達への配慮

スマホを買ってもらえると嬉しいですが、実際に使うようになると持っている子と持っていない子がいることが分かります。

持っている子とはSNSなど共通の話題がありますが、持っていない子と話をする場合、スマホの話をしないなど、持っていない友達への配慮も子供自身が学んでいくことになります。

持っている子と持っていない子との間には、目には見えない壁があり、自分もお願いしてスマホを買ってもらった経験から、持っていない子への配慮や思いやりも芽生えてきます。

社会性や協調性、相手に対しての思いやりを学ぶ大事な機会なので、定期的にスマホの使い方を含めて友達との関係についても聞いてみましょう。

スマホのルールは紙に書く

スマホのルールは紙に書くスマホのルールについて具体的に紹介してきましたが、家庭で相談した上で我が家のルールを決めていきます。

その際、どんな約束をしたのか家族全員が分かるように、紙に書いておきましょう。そしてひとつずつチェックして、守れることを確認し最後に子供のサインを書き加えます。

自分のサインをするということは、約束を守ると宣言したことになるので、本人に自覚を持たせるためにも紙に書いて記録として残しておくことをおすすめします。

参考にしたいスマホのルールテンプレート【ダウンロード版】

上記でご紹介したルールをすぐに使えるようにリスト化しました。オリジナルのルールを加えられるように、空欄も作っていますので、印刷して活用してみてください。

ルールを守れなかった場合の対処法

ルールを守れなかった場合の対処法どのルールを盛り込むのか決め、親子で確認した後にサインをさせます。でも、どんなに最初に確認したとしても、ルールを破ってしまうことや、守れない場面が出てきます。

スマホのルールが守れなかった時にはどのようにしたらいいのでしょうか。

ルールを再確認する

ルールを守れなかったのには必ず理由があります。守れなかった理由を聞き、紙に書いたルールを再確認してみましょう。

声に出して読み上げてもいいですし、やってみてやりづらかったものは変更するなどルールのバージョンアップをさせるのもひとつの方法です。

ルールを破ったからといってすぐに罰を与えるのではなく、最初はルールの再確認をすることが重要です。

使える機能の見直しを行う

約束を守れなかった理由が物理的な問題なら、使える機能を見直します。フィルタリングではインターネットで閲覧できる内容を制限できますが、スマホ本体の機能は設定で変更しなければいけません。

ゲームばかりやっているなら、インストールしているゲームを3つ以内にして削除するという方法もありますし、スマホの利用状況を見て調整することも可能です。

不要な機能を整理して、約束を守れる環境を整備してあげましょう。

一定期間使用させない

ルールを見直し、使える機能を制限しても、それでも約束が守れない場合は、一定期間使用させないという具体的な行動に移ります。

スマホは取り上げず、電源を切った状態で数日過ごさせます。生活の一部になっているスマホが使えないのは困りますし、使えるようにルールを守るという意識を再確認させるためです。

数回注意しても、約束が守れない場合には、次はスマホを取り上げるということを事前に告知しておきましょう。

次に約束を守れなかった時には取り上げる

一定期間取り上げてもそれでも約束を守れなかった場合は、スマホを取り上げます。

取り上げるという行為は、「もしかしたらもうスマホは使えないのでは?」という不安も加わるため、反省を促すことができます。

子供が自主的に反省し、今後はどのような使い方をするのか、具体的な使い方や反省の言葉が出てくるまで、心を鬼にしてスマホを使わせないという姿勢を見せましょう。

注意を受けても守れない場合はスマホを解約する

二度あることは三度あるということわざがあるように、段階的に罰が厳しくなっても、それでも約束が守れない場合、スマホを持たせ管理できる年齢に達していなかったかもしれません。

思い切って解約をし、自分がやってしまったことを反省させましょう。

解約という最終手段は、契約期間中なら解約違約金が発生する場合もあります。親としては、ルールが守れなかったことの他、想定外のお金がかかるという痛い出来事になります。

心から反省することも、子供が成長する上で大事なステップです。解約という最終手段にならないよう、最初のルール作りと定期的なチェックを意識するようにしましょう。

週に1度はルール確認の日を設定

週に1度はルール確認の日を設定約束やルールは大事ですが、すべて完璧に守れるかと言ったらそうではありません。友達の影響や学校で嫌なことがあると、無意識にストレスを発散しようとゲームやスマホに依存してしまうことも十分考えられます。

そこで、ルールを守らせる大事なステップとして、週に1度親子で話し合う機会を作りましょう。スマホのルールは一度作って終わりでなく、進級や進学を機にルールの見直しも必要です。

今まで制限をかけていたものを緩和する他、新たなトラブルが分かったのでルールを追加することもあります。

子供を犯罪から守ること、そして正しく使わせることが、子供の将来にも影響するため、定期的に親子でスマホの使い方や困っている点など話し合う機会を持ちましょう。

まとめ

スマホのルールは子供の年齢や性格に合わせて、親が事前に考えてあげる必要があります。時間はかかりますが、ひとつずつ説明し理解させた上でサインをし、家族で守っていくことを確認します。

仮に破ってしまった場合や、守れなかった時には理由を聞いた上で対処法を変えて様子を見ていきましょう。この作業を繰り返すことが大事になってくるので、ぜひ参考にしてみてください。

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