小学生になったら意識したい家庭でもできるお金の教育7選

小学生になると行動範囲も広がり、お菓子を買って公園で遊ぶなど、お金を使う機会も少しずつ増えていくものです。そこで、子供が小学生になったら教えたい、お金の教育について家庭でできることをご紹介したいと思います。

小学校で行っている金融教育

小学校で行っている金融教育

生活の中になくてはならないお金ですが、お金にまつわる教育は小学生で既に授業に組み込まれているのをご存じですか?

小学校では、社会や生活、特別活動に生活科、そして総合的な学習の時間にお金にまつわる教育(金融教育)を実施しています。

その内容はというと、2年生の生活の時間では、街探検をしながらパン屋さんで買い物体験を実施。3年生の特別活動の時間では、お小遣い帳を記録する授業を通してお金に関する教育を行っています。

実際に活動しながらお金について学んでいきますが、学校の授業だけではお金の使い方など具体的なものを網羅できません。

そこで、大事になってくるのが家庭でもできるマネー教育です。

家庭でできるつのお金の教育

家庭でできるつのお金の教育

クラス単位で学ぶ金融教育に対して、家庭ならより深くお金について教えてあげることが可能!では、具体的にどんな方法が良いのでしょうか。

家庭で簡単にできるお金の教育は7つあります。ひとつずつ見ていきましょう。

  1. 買い物で支払い方法を見せる
  2. 自宅で買い物ごっこ
  3. お小遣い
  4. お小遣い帳を作って管理させる
  5. お手伝いによるお駄賃
  6. 予算を作ってリアル買い物
  7. お年玉

買い物で支払い方法を見せる

生活の中でお金を使う場面は多々あります。その中で一番身近なのが食料品の買い物です。

子供と一緒に食料品の買い物に行く機会も多いので、物の値段や買い物の仕組みを教える絶好のチャンスです。スーパーでは、多くの商品が陳列されています。子供は売っている商品の値段の価値が分かりません。

そこで、旬の野菜を例に収穫の時期は値段が安くなり、旬を過ぎると値段が高くなるということを教えてあげましょう。

レジでは、買った商品を計算し合計額を支払います。お金には硬貨とお札があることを伝え、支払い方法について見せてあげます。これも立派なマネー教育のひとつです。

合計金額に対しておつりが出ないように支払う方法と、お札を出しておつりを受け取るパターン、そしてお札と端数の硬貨を出して切りの良い金額をおつりとしてもらう方法など、教えてあげられるポイントはたくさんあります。

買い物もお金の教育ができる機会と捉え、いろいろな方法を模索してみましょう。

自宅で買い物ごっこ

スーパーに買い物に行き、食料を選ぶ。そして計算してもらいお金を支払います。この流れが分かるようになると、家での買い物ごっこも楽しめます。

紙でお金を作り、家にあるものでお店を開き、売る側と買う側の両方を体験します。スーパーでは買う側しかできないのに対して家での買い物ごっこは売る側も体験できるというメリットがあります。

対話を楽しみながら、日替わりで違うお店を開き買い物ごっこを取り入れてみましょう。

お小遣い

買う楽しさや売る面白さが分かってくると、実際にお金を使って買い物したいと思うものです。そこで、お小遣い制を導入して子供が使えるお金を作ってあげます。

お小遣いは、月に1度渡すパターンと、必要な時に渡すなど、渡し方にも種類があります。家族で話し合い、どの形態のお小遣い制にするのか相談して決めましょう。

気になるお小遣いの金額ですが、金融広報中央委員会が調査した資料によると、月に1回渡す場合と、ときどき渡す場合の平均額は以下のような結果になりました。

月に1回ときどき
低学年1,004円1,004円
中学年864円923円
高学年1,085円1,246円

参考:知るぽると「子どものくらしとお金に関する調査」

学年が上がるとお小遣いも比例すると思いきや、中学年では一度金額が下がり、高学年で再び金額が上がっています。

これは、あくまで平均値ですが低学年で金額を決めて、使い方を見たのち金額の修正をしていることも推測されます。上記の金額を参考にしながら、我が家のルールを作ってみてください。

お小遣い帳を作って管理させる

お小遣い制を導入したら、渡して終わりではなく使い方の確認が必要です。お金の価値を伝える大事な場面になりますし、必要なものと不必要なものをチェックさせる意味合いもあるためです。

お小遣い帳は、支出の管理がメインですが、「もらったお金」と「使ったお金」を記録していくことで、今手元にいくらあるのか貯蓄の管理も同時に行うことができます。

貯める喜びも体験させることができるので、市販のお小遣い帳を使ってもいいですし、ノートに線を引かせることからはじめるのもおすすめです。

お手伝いによるお駄賃

毎月の生活費は、労働による対価によって支払われています。お小遣いをもらい、お小遣い帳をつけていくともっといろんな物を買いたいという欲求も出てくるものです。

そこで、お手伝いによる対価としてお駄賃も導入してみましょう。料理のお手伝いに掃除、ごみ捨てに洗濯など、子供ができるお手伝いはたくさんあります。

子供ができそうなお手伝いをリストアップし、どの位の頻度で行うのか相談します。毎日お手伝いをするものと曜日でやるものを分けるという方法もあります。

お手伝いができたら、チェックして月末に計算して合計金額を渡すと働いた気分が味わえるのではないでしょうか。お手伝い1回あたりの単価は、10円からスタートさせてみましょう。

予算を作ってリアル買い物

お金というものに少しずつ慣れ、労働に対する対価をお駄賃として得られるようになったら、実際の買い物で予算を作ってリアルなお買い物に出かけてみましょう。

夕飯のメニューを考え、それに必要なものをリスト化します。

さらに買い物に必要なお金の予算を決め、その範囲内で買い物を実行します。もちろん一人では難しいので親と一緒にリアル買い物に出かけます。

最初は、子供にも分かりやすいメニューでチャレンジしてみましょう。入っているものが分かりやすく子供も大好きなカレーで考えると、家族4人分で予算を1000円に設定したとします。買うものと金額は以下のような目安が立ちます。

家族4人分のカレーの予算:1,000円
  • じゃがいも(1袋):200円
  • にんじん(1袋):100円
  • たまねぎ(1袋):200円
  • 豚肉(300グラム):400円
  • カレールー(1箱):200円

合計すると1,100円になり予算をオーバーしてしまうので、どれを削れるのか考えるのも大事なお金の教育です。

豚肉のグラム数を少なくするか、カレールーのランクを下げるかでオーバーした100円を調整することができます。

消費税が内税か、外税かでも合計金額が変わってくるので、リアル買い物に慣れてきたら税金についても触れますが、最初は値段と合計金額だけでも十分です。

いつも買い物に行く時には当たり前のようにやっていることですが、子供に考えてもうようにすると新しい発見があるかもしれません。

お年玉

最後は、年の初めのもらえるお年玉についてです。お年玉はお小遣いと違い、金額も高くなることから使い道を考える必要があります。金融広報中央委員会が調査した資料によるとお年玉の取り扱いについては

  • 家の人に渡す
  • 銀行に貯蓄する
  • 特別なものを買う
  • お小遣いで足りないものを買う

などの回答がありました。お年玉の使い道についても親子で話し合うことはお金の教育になります。お年玉をもらった時には使い道について話し合ってみましょう。

参考:知るぽると「子どものくらしとお金に関する調査」

キャッシュレス決済も視野に

キャッシュレス決済も視野に

電車やバスを乗る時に使う交通系ICカードの普及に伴い、子供でも電子マネーを利用できる時代になりました。経済産業省は東京オリンピック開催に向けてキャッシュレス化を推進していることから、今後は小学生でもスマホ決済やQRコード決済を使う時代になっていきます。

キャッシュレス化になると支払いがスムーズになりますが、その分お金という実態が見えないため、浪費につながるため、キャッシュレス決済に関する教育も必要になってきます。

交通系ICカードを利用し、カード内に現金をチャージしている場合には、定期的に履歴を印字して電子マネーの使い道についても確認するようにしましょう。

親子で話し合うことを意識しよう

親子で話し合うことを意識しよう

家庭でできるお金の教育は、簡単にできるものがたくさんありますが、どれも親子で話し合って決めることが重要です。

最初にルールを決めて実際にやってみる。そして問題点が出てきたらその都度相談して改定していきます。この積み重ねがお金に対する価値観や、問題解決能力を育むので、話し合うことを意識してみてください。

まとめ

お金は生活になくてはならないものですが、当たり前のように使う日常が続くと、金銭感覚が鈍ってしまう場合もあります。子供に教えることをきっかけに親もお金のことを再確認する機会にしてみてください。

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