
通信講座で有名なヒューマンアカデミーのプログラミング教室が気になっているんですが、料金は高いのでしょうか。

習い事をさせる時に、料金は気になるものですよね。ヒューマンアカデミーが運営するこどもプログラミング教室についてご紹介したいと思います。
ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室とは
ヒューマンアカデミーが運営するこどもプログラミング教室では、「自発的に学習できるこどもたちを育てる」を元に、学校教育に導入されるプログラミングが楽しく学べる場所を提供しています。
こどもプログラミング教室の特徴
ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室の特徴は5つあります。
- 楽しく学べるオリジナルの教材を使用
- 手を使い、動かして自発的に考えるカリキュラム
- 初級から中級、上級へと段階的に学ぶことができる
- 児童教育のノウハウと実績が豊富
- 全国に200か所以上の教室がある
プログラミングを学ぶためには、こどもたちが楽しいと感じないと長続きしません。そのため、ヒューマンアカデミーではオリジナルの教材を開発し、楽しく学べるのはもちろんのこと「考える力」を育む要素が組み込まれています。
さらに、手先を使ってパソコンで実際に作業をするため、自発的な姿勢が身に付くというメリットもあるのです。
コースは3種類用意され、初級から中級、上級へと3年かけてじっくり学びます。そのため、最短で小学校3年生からスタートし、小学校6年生でひとつの目標を達成することができるのです。
ヒューマンアカデミーはこども向けの教室を多数展開しているため、児童教育の実績とノウハウが豊富にあるというメリットも。
そんなノウハウを生かして全国に200ヶ所以上教室があるので、習い事のひとつとしてプログラミング教室を選ぶ人も増えています。
ヒューマンアカデミーが手掛けるこども向け教育事業
ヒューマンアカデミーはこども向けの教育事業としてさまざまな教室を運営しています。その一覧がこちら。
こどもプログラミング教室 | こども向けプログラミング教室(対象年齢小学校3年生~) |
サイエンスゲーツ | 理科実験教室(対象年齢5歳~) |
ロボット教室 | ロボット教室(対象年齢:幼児~) |
ロボティクスプロフェッサー教室 | ロボット博士養成講座(小学校高学年以上) |
ランゲージスクール | 英語教室(対象年齢:年中児~) |
ひらくキッズ | アフタースクール |
ヒューマンアカデミーでは、キッズとジュニア向けのスクール教育に力を入れているため、プログラミングや理科実験、ロボット教室に英語教室、学童保育など多種多様な教育を提供しています。
ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室の対象年齢
ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室は、小学校3年生から利用できます。そして、コースは初級から中級、そして上級へとステップアップしていくので、最初は初級コースから学ぶことになります。
ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室のコース
コースの種類は初級・中級・上級と3種類あり、コースに名前がつけられています。
- 初級ベーシックコース
- 中級ミドルコース
- 上級アドバンスコース
初級ミドルコースは小学校3年生以上が対象となり、それ以降中級と上級はそれぞれベーシックコースを終了したら中級ミドルコースへ。
そして中級ミドルコースが終了したら上級アドバンスコースへ移行となるので、スモールステップで学ぶことができます。それぞれどのようなことを学ぶのか具体的にご紹介したいと思います。
初級ベーシックコースのカリキュラム
初級ベーシックコースの受講期間の目安は1年間。1回90分授業を月に2回実施していきます。
3か月(6回)を1タームとして段階的に実施していくので、こどもの状況に応じて学習を進めていけるのも大きなポイントです。
はじめから難しい課題に取り組むのではなく、謎解きやゲームからスタートし、キーボードの配列やマウス操作など、パソコンに少しずつ慣れていきます。
中級ミドルコースのカリキュラム
中級ミドルコースは、初級ベーシックコースを修了した人が学ぶコースです。初級は3か月を1タームとしていたのに対して、中級コースは月2回の授業で完結するような内容に変わります。
キーボードを使った入力やファイルの操作を行い、実際にプログラミングした場所を動作確認するなど、パソコンを使って作業する機会が大幅に増えます。
どのようにコンピューターを動かしたいのか、目的を明確にし、それを元にプログラミングを実施。90分授業の中で制作し、次に教室に来るときには成果発表を行うので、作りっぱなしではなく応用としてどのようなものが制作できるのか確実にスキルを身につけることができます。
上級アドバンスコースのカリキュラム
上級アドバンスコースは、初級(1年)、中級(1年)を終了した人が学ぶコースです。プログラミングを学ぶようになって3年目になるので、より専門的な知識を学びます。
アドバンスコースでは、プロも使うJavaScriptというソフトを使い、ゲームを作ります。
中級と同様に、月2回の授業で完結させるスタイルで、1回目の授業で制作し、2回目の授業で発表と応用政策を行います。
ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室の料金
ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室は3つのコースがあり、初級を終了した人が中級へ、中級を終了した人が上級へスライドしていく仕組みですが、コースによる料金の違いはありません。
すべて一律の料金になり、かかる費用は以下のようになります。
入会金 | 11,000円(税込) |
バック・バインダー代(入会時) | 2,200円(税込) |
授業料(月額) | 9,900円(税込) |
教材費(月額) | 660円(税込) |
月にかかる費用はというと、授業料9,900円(税込)+教材費660円(税込)=10,560円(税込)となります。
これは、月2回の授業料なので1回あたりの金額は5,280円(税込)となり、しかも授業時間は90分なので、他の習い事と比べると時間単価は低いといえます。
ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室に通うメリット
2020年からプログラミング教育の必修化が行われるため、プログラミング教室に対する期待度も高まってきています。
プログラミング必修化=プログラミングという教科が増えるのでは?という誤解や、プログラミングの授業に遅れないようにプログラミング教室を探している人も少なくありません。
しかし、学校で導入されるプログラミング教育とは、プログラミング自体を学ぶのではなく、プログラミング的思考を学びます。
プログラミング的思考とは、想像し、それを成し遂げるためにはどのような工程を経て計画的に行うのかが求められる能力で、コンピューターの操作に限りません。
知識・技能・思考力・判断力・表現力など幅広い知識を習得することで将来に役立つ力を身につけていくのです。
しかも、学校の授業と違い、座って聞いて学ぶスタイルと違い、実際に手先を動かし、考え形にしていくので、達成感が得られます。
作る喜びや、達成感が得られると自分に自信が持てるようになり、もっといろんなことにチャレンジしてみたいという意欲にもつながります。
学校では学べない、パソコンを使った作業を通して得られる達成感は、学力以外のスキルを学べる場所といえます。
プログラミング的思考とは
プログラミング教室に通うメリットのひとつに、プログラミング的思考が身に付くことが挙げられます。でも、プログラミング的思考とは一体どのようなものなのでしょうか。

例えば、夕食の支度をするシーンを思い浮かべてみましょう。
メニューはカレーライスにサラダを作ろうと計画したとします。
このメニューを家族が返ってくるまでに、何を最初にやって、どのような順番で作るかで仕上がりが変わってくるものです。
- 最初にご飯を研いで、次にジャガイモと人参の皮をむく。
- 肉を切って炒めて、野菜を入れて煮込む。
- 煮込んでいる間にサラダの材料を洗って切る
というような流れが一例として考えられます。一見プログラミングと関係ないように思えますが、複雑な工程を同時進行で行います。この作業にはプログラミング的思考が用いられ、カレーライスとサラダを作るための工程と作業を頭で考え、実践しているのです。
こどもたちは、プログラミング教室で、パソコンでの作業を通して、計画と思考・判断力を学び、成果としてパソコン上で動かし発表して表現するのです。
国語や算数、社会や理科の授業でこのような思考は学ぶことはできません。
より特化したプログラミング的思考を学べるのがプログラミング教室なのです。
子育てママからの期待値が高い
プログラミング教育が必修化されることもあって、習い事にプログラミング教室を候補として考える人も増えてきました。
サンケイリビング新聞社が調査した結果によると、ママが選ぶこどものプログラミング教室の利用率のトップ3に選ばれたのが下記の3つの教室です。
- 1位:レゴスクール
- 2位:MEIKO CODE LABO(明光コードラボ)明光義塾
- 3位:ヒューマンアカデミー こどもプログラミング教室
プログラミング教育必修化に向けて、こどもたちが楽しく学べる教室が多数展開されていますが、ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室は3位にランク・インしました。
さらに興味深いのが、同じくサンケイリビング新聞社が調査したこどものプログラミング教室の利用満足度についてです。利用者満足度が高かったトップ3はこちら
- 1位:ヒューマンアカデミー こどもプログラミング教室
- 2位:Prog Lab(プログラボ)株式会社ミマモルメ
- 3位:MEIKO CODE LABO(明光コードラボ)明光義塾
ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室は、利用者満足度が高く、ママから支持されていることが分かります。
参考:【ウーマンリサーチ♯32】ママが選ぶ「こどものプログラミング教室」ランキング
ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室で気になる点
ヒューマンアカデミーはフランチャイズ展開をしているため、それぞれのオーナーが時間割を決めているため、教室によってまちまちです。
プログラミング教室の時間割は、第2・第4木曜日の17:00~18:30などと教室側が定めているため、学校の時間割や他の習い事との兼ね合いで都合の良い時間が選べません。
また、対象年齢が小学校3年生からなので、小学校入学前にプログラミングを習わせたいという人には、難しいということも気になる点のひとつ。
授業の回数設定も月2回なので、毎週定期的に通わせたい場合も検討が必要です。
入塾までの流れ
ヒューマンアカデミーのこどもプログラミング教室が気になっている人は、無料の体験授業に参加し、こどもに合っているかどうかチェックしましょう。
無料体験教室へ参加するためには、ヒューマンアカデミーのHPで通える範囲の塾を検索します。検索画面では、ヒューマンアカデミーが手掛けるこども向け教室事業が集約されているので、プログラミングをチェックした後、希望する都道府県と市区町村を選んで検索します。
この時、教室がない市区町村は出てこないので、通える場所をチェックして最後に検索を押して教室を絞り込みます。
教室によって体験授業の日時が指定されているので、日にちと時間を確認して、申し込むようにしてください。
その際、プログラミング教室の時間設定も併せてチェックしておきましょう。
体験教室に参加したのはいいけれど、実際の授業は学校の時間割を考えると通えないとなってしまうこともあるためです。
- 通える教室があるかどうかをチェック
- 無料体験教室の設定時間を確認
- プログラミング教室の授業時間も併せて確認
教室によって体験授業を設定頻度はまちまちですが、少人数で開催を予定しているため、満席または、残りわずかという場合もあります。
そもそも、体験教室の日程を設定していない教室もありますが、その場合、個別相談で対応してくれます。個別相談なら日程の調整も直接相談できるので、満席になっている場合などは、個別相談フォームを利用してみることをおすすめします。
無料体験教室の予約は、HPでは2日前まで、電話の場合前日までの予約制となります。無料の体験教室を申し込む場合は、こどもと相談して早めに計画を立てるようにしましょう。
まとめ
ヒューマンアカデミーが運営するこどもプログラミング教室についてご紹介しました。初級から段階を経て、専門的な知識が学べることや、難易度が上がっても料金が一律という点は、大きな魅力なのではないでしょうか。こどもの思考力や表現力を伸ばすのには最適な教室なので、まずは無料体験教室に参加してみましょう。