おとなしい子の長所と短所、子育てで注意すべきポイントとは?

「おとなしいお子さんですね」と言ってもらえると嬉しい反面、遊んでいるお友達と比べてしまい、将来に対して不安を感じてしまうものですよね。そこで、おとなしい子の長所と短所、そして子育てする上での注意点についてご紹介したいと思います。

おとなしい子の長所と短所

おとなしい子の長所と短所

おとなしい子に限らず、子供の性格には長所と短所があります。子育てしていると、どうしても短所に目が行ってしまいますが、長所と短所のどちらにも目を向けることが重要です。

ここからは、おとなしい子の代表的な長所と短所について確認していきましょう。

相手に会わせることが上手

おとなしい子は、大人しいと書き、漢字が表すように落ち着いているという特徴があります。温厚で穏やか、そして相手に合わせることが上手なのもおとなしい子の伸ばしてあげたい個性のひとつです。

この他にもおとなしい子の長所はたくさんありますが、大事なのは子供の良い部分を見つけて理解してあげることです。良い部分が多ければ多いほど伸ばしてあげられる部分がたくさんあるので、子供の行動を観察して、おとなしい性格の中にも光るものを見つけてあげましょう。

感情を表現するのが苦手

相手に合わせるのが上手という長所がありますが、自分の感情を表現するのが苦手という側面も持っています。これは、人見知りであることや一人で遊ぶことが好きという要素からも伝える場面が少ないことが考えられます。

一人で遊ぶことが多ければ、言葉数も少なくなりますし、大きな声で話す必要がありません。感情を表現するのが苦手という側面も持っていますが、長所を伸ばしてあげることを意識すると成長と共に伝える力は育っていくので、長い目で接していくようにしましょう。

おとなしい子を育てる上での悩み

おとなしい子を育てる上での悩み

活発な子もいれば、内気でおとなしい子もいて、遊びや交流を持つことでお互いに刺激を受けながら成長していきます。

でも、友達同士で遊んでいるとどうしても、子供なら元気に遊んで欲しいと思ってしまうものですよね。それ以外におとなしい子を育てる上でどんな悩みが将来に対しての不安になってしまうのでしょうか。

いじめられるのではないかという不安

自分が思っていることを上手に伝えることが難しいので、友達に命令されたり、仲間外れにされたりと、いじめに対する不安を感じる人もいます。

学年が上がり、中学や高校へ進学したことを考えると、いじめのターゲットになってしまうのではないと思うかもしれませんが、将来に対しての不安は考え出したらきりがありません。子供の長所を伸ばす子育てを意識して、今のうちから子供に生きる力を教えていきましょう。

友達ができるかどうか人間関係に対する不安

はじめての環境に適応するのに時間がかかり、なかなか友達の輪に入れないということもあります。輪に入れない場面を見ると、友達ができないのでは?と不安に思うかもしれません。

しかし、一人で遊ぶことが好きで、リラックスできているのなら、一人の時間と友達と遊ぶ時間を使い分けている場合もあります。家では一人遊びをさせつつ、公園や外に出かけて友達と接する機会を作ってあげましょう。

適応するのに時間がかかる

はじめての場所や、はじめて経験することに抵抗がある子もいます。周りの子を見ると楽しそうにしている姿を見ると、もどかしさを感じるものですよね。

中学や高校に入学したら、適応するのに時間がかかる子なのでは?と不安になるかもしれませんが、環境や場所に適応するのには、手段や方法など個人差があります。

焦らせることや、強要することは逆効果になり、余計ハードルが高くなってしまうので、子供の生きる力を信じて見守ってあげましょう。そして、ベストなタイミングでさりげなくアドバイスしてあげると、行動に移せるようになります。

将来に対しての不安

マイペースな我が子を見ると、友達の輪に入って元気に遊んで欲しいという希望や要求を抱いてしまうものです。

友達の輪に入らない、入れないという状況を見ると、友達ができるか不安になり、さらにはいじめられるのではないとあれこれ考えてしまうものです。

でも子育てする上で、将来に対して不安はつきものです。おとなしい性格をなんとかしたいという想いから、もしかしたら言ってはいけない言葉や言動を無意識のうちにやっているかもしれません。

ここからは、おとなしい子を育てる上で注意して欲しいことについて考えてみたいと思います。

おとなしい子を育てる上での注意点

おとなしい子を育てる上での注意点

おとなしい性格には長所と短所があります。子供の行動を観察して長所を伸ばす働きかけを意識するようにしましょう。

広い心で接する

おとなしい性格の子は、マイペースで自分の世界観を持っている子が多いので、周りの子と比較せず、広い心で接することが重要です。

急かす・強要する・注意することは子供の自己肯定感を下げてしまいます。「もう少しこうして欲しい」という気持ちが頭をよぎったら、深呼吸して子供の様子を見守りましょう。

話をゆっくり聞いてあげる

おとなしい子が話をしたい時、思うように自分の言いたいことが言えないこともあるかもしれません。そんな時には、ゆっくり聞き、話を汲み取ってあげましょう。

時には言いたいことを代弁し、子供の言葉で伝える練習も必要です。友達とのコミュニケーションの練習にもなるので、何を言いたいのか理解し、聞いてあげましょう。

共感する

話したいことが言えない時は、話している本人もイライラしてしまうものです。そして、友達と話したいのに話しかけられないという場面にも直面します。

そんな時には、がんばっている姿を認め共感してあげましょう。「大丈夫だよ」「がんばったね」「すごいね」という一言が子供の自信につながります。

子供の意思を尊重する

子供がやりたいことと、親がさせたいことや望むことは違うこともあります。親としては友達と元気に遊んで欲しいと思う気持ちが、強要となって言葉として出てしまうことも。

でも、子供の意思を尊重してあげることも重要です。やってみて失敗して体験することも成長する上で大事なステップのひとつ。

成功するか失敗するかはやってみないと分かりません。子供の意思を尊重し、子供の声に耳を傾け接するようしましょう。

褒めて伸ばす

短所ばかりに目が行ってしまうかもしれませんが、おとなしい子は相手に合わせるのが上手という長所があります。そして、もっといろんな部分を見ると見落としていた良い部分をたくさん見つけられることができます。

自己主張が苦手なので、良い行動が見えた時にはすかさず褒めて自信をつけさせてあげましょう。

書いた絵を見て褒める以外にも、家のお手伝いをしてくれた時に「ありがとう」と伝えるなど、褒める場面はたくさんあります。褒められると嬉しいですし、もっと褒めてもらいたいという気持ちがプラスの行動を生み出します。

今日からいいことさがしをして、子供の笑顔を増やしてあげましょう。

体験できる機会を増やす

自分の気持ちを表現するのが苦手な子は、子供が自発的にやりたいと思える環境を作ってあげることも重要です。子供向けにイベントや、自然体験など体験や経験が子供の発想や引き出しを増やしてくれるためです。

いろいろな場所に連れていき、本人に確認して参加させる。もし、やりたくないなら無理強いしてはいけません。少しずつ声をかけ、体験するきっかけを与えていき、やりたいことや今までやったことがなかったことを体験させてあげます。

夢中になれることをさがしてあげる

いろいろな活動を通して、面白いと思えるものや、楽しいと思うものに出会うことができます。好きなものや夢中になれるものが見つかると、もっとやりたいという気持ちにもなりますし、興味や関心もどんどん広がっていきます。

今はまだやりたいことや夢中になれることに出会えていないだけと考えると、そのきっかけを作ってあげることは子供の成長に大きなスパイスになるのです。

長所を伸ばしてあげる

子供の個性を尊重した関わりを意識するようになると、今まで気づけなかった子供の長所にも気づけるようになります。そんな良い部分を伸ばしてあげられるものは何があるのか考え、行動し、褒めてあげましょう。

この繰り返しが、自信につながり、行動にも反映されていきます。

おとなしい子に向いている習い事

おとなしい子に向いている習い事

おとなしいと一言にいっても、まだ開花していない才能や個性は埋もれている状態です。日々の子育てで子供の個性を尊重した関わりを持ちつつ、持っている能力を発揮できる習い事にチャレンジさせてあげましょう。

習い事なら何でもいいのかというとそうではありません。子供の性格を踏まえた上で適性に合ったものを選ぶ必要があります。

個人でできるもの

おとなしい子は、集団よりも個人を好む傾向があるので、最初は個人でできるものからスタートするのがおすすめです。ピアノやそろばん、そしてロボット教室やプログラミング教室なら、個人で集中して学ぶことができます。

習い事は本人の個性を伸ばす他に、違う地域から通う友達と関わることができるというメリットがあります。好きなことができる場所なら、新しい友達とも抵抗なく話すことができるかもしれません。

成果が分かるもの

集中力があり、自分のペースで作業をするのが得意なので、がんばったことが成果として表れるとさらに自信が持てるようになります。

将棋や書道、そして公文などの学習塾もがんばった成果が形として分かるのでおすすめです。本人が楽しいと思えるもの。そしてがんばったことが分かるものをさがしてあげましょう。

習い事は社会性が学べる

習い事は社会性が学べる

子供の習い事は、課題の克服や好きな分野を伸ばしてあげることができます。習い事は、学校とは違ったコミュニティの中でルールやマナー、礼儀にコミュニケーション能力など多様なスキルを学ぶことができる場所でもあるのです。

学校では体験できないものが得られるので、上手に活用して子供の個性を伸ばしてあげましょう。

まとめ

控えめでおとなしい性格をなんとかしたいと思っていた人も、子供の長所に着目すると接し方が変わるものです。子供の良い部分に目を向けて家庭での子育てと、習い事を併用して子供が豊かに生きられるように夢中になれることをさがしてあげてみてください。

タイトルとURLをコピーしました